こんばんは、今日はたこすけブックス更新の
お知らせです☆

今日ご紹介する本はこちらです
『アーモンド』

アーモンド
ソン・ウォンピョン
祥伝社
2019-07-12


ソン・ウォンピョンさんの作品で、2020年の
本屋大賞を受賞しました


韓国の方の本を読むのは実は初めて
でしたが、韓国では一般的な事柄の注釈も
あって、読みやすかったです^^

簡単なあらすじ

主人公のソン・ユンジェは生まれつき
脳の偏桃体が小さく、自分の感情も他人の
感情も分からない、失感情症との診断を
受けていた。

その後の人生で困ることが無いように、
母親はユンジェに「喜」「怒」「哀」「楽」
の感情を何とか覚させようと教育する。

祖母は、そんな孫を愛情をこめて「かわいい
怪物」と呼んでいた。

そんなある日、たった二人の肉親である
母親と祖母が通り魔に襲われてしまう。

だが、ユンジュは、知らない状況、教えら
れていない感情では反応を示すことも出来ず、
ただ黙ってその光景を見つめるだけであった。


独りぼっちとなってしまったユンジェは
ひょんなことから、母親を奪われ荒んだ心
をもったもう一人の怪物「ゴニ」と出会い
奇妙な友情を育んでいく・・。

というお話です。



題名の
アーモンドとは偏桃体のこと
で生まれつき偏桃体が小さい
ユンジェを指しています。



全編を通して、感情を感じないユンジェ目線で
描かれていることで、起きた出来事が淡々と
つづられ、凶暴さも残虐さも非情さも愛情も
喜びも、ただそこに存在するものとして正面
に置かれてあります。

普通の友情、普通の出会い、普通の関係では
すぐに破綻してしまうような二人の怪物の関係性。


ユンジェが静かな氷ならば、
ゴニは激しい炎といったような、

全くの正反対のような気質を持つ二人。



どちらも針が極端に振り切れているけれど

お互いと関わることで、
意図せず、自分とより深く
向き合っていく。



人間の様々な側面を感じさせてくれる
ような本でした。

今日もお読みいただき、ありがとう
ございました☆


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